今日は粉引きの湯呑みと片口鉢

今日は粉引きについてお話しします。粉引は桃山時代より愛された焼き物で、特に侘び寂びを美の中心に置く茶道で珍重されました。その理由は非常に脆い焼き物の為、生あるもの必ず滅びる。形あるもの必ず朽ちる。と言う仏教的な哲学感により成り立つ侘び寂びにとても合致する焼き物として愛されました。粉引きが脆いのは鉄分のある土(胎土)に白い土を水で溶かしそれを施釉の様ずぶがけします。性質の異なる土を表面に水溶液で施す為、成形された粘土の器は急激に水分を吸うことになります。そこで形を保つ事が出来ずに崩れてしまいます。今回はそこのところで片口鉢は7個中二個が崩れてしまいました。失敗です。白い化粧土をずぶがけするタイミングが非常に難しい焼き物です。また焼き上がって性質が異なる土が一体化せずに白い土と胎土が剥がれてしまうこともあります。これが茶の精神では短い命、又は形あるもの必ず、いずれの日には無くなったり、崩壊する事があると言うことから、形あるもの、人の命は大事にしなければならないと言う考えになるのだと思います。茶道で茶碗なんかをマジマジと底の裏までひっくり返しながらも拝見する時は肘を畳に付けてなるべく低い姿勢で貴重な茶碗を壊さない様にしているのだと思います。以上つまらない話をしてしまいました。近いうちに教室の生徒の作品と粉引などの私の作品を焼成するつもりです。又結果をお知らせいたします。

陶芸教室日曜日コースの活動

久しぶりの更新です。昨日は行われた日曜日コースの活動状況です。教室生徒の電動轆轤の練習風景です。この度で4回目になりますが、菊練り、土ゴロシ、中心を取る、そして湯呑み程度が作れる様になりました。非常に憶えが早くもう暫くしたら思う様な作品を作る事ができる様になると思います。ある程度作れる様になったら大皿や袋物(徳利)などにも挑戦して欲しいものです。